はじめてのVST3プラグイン
前回はVST3のプラグインを作成する際のVisual Studioのプロジェクト作成について記載いたしましたので、今回はさっそくVST3プラグインを作成します。
今回作成するプラグインは下記のとおりです。
- パラメーターはなし
- 入力をそのまま出力する
- 入力バス、出力バスは1つで、共にステレオ(2ch)
上記にある「バス」についての概念は次回あたりで記載できればと思います。
今回作成したVST3のソースファイルはこちらになります。→vst3dev01_20190506
コンパイル・ビルドの方法は簡単にこちらでご説明しております。ご参考までに。→サンプルソースファイルのビルド方法
はじめてのVST3プラグイン作成の流れ
はじめてのVST3プラグインでは、主に下記の3つを実装します。
- FUIDの作成
- プラグイン情報の設定
- 音声処理クラスの作成
ここで作成するはじめてのVST3プラグインのサンプルは実行時に一部のホストアプリケーション(Sonar、VSTHost等のDAW)でエラー(例外)が発生する場合がございます。
エラー発生の際は「VST3プラグインのパラメーター実装方法1」まで進めていただき、再度試していただきますようお願いします。
FUIDの作成
VST3プラグイン開発ではFUIDというIDが必要となります。
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